介護福祉士が知っておきたい口腔ケア

う蝕(虫歯)の予防

う蝕(虫歯)の原因は、歯垢です。

 

ですが、歯垢があれば
必ずう蝕(虫歯)が発生するわけではありません。

 

う蝕(虫歯)は、発生の条件があります。
この条件とは、「食物」、「歯」、「細菌」の
「三つの輪」という考え方です。

 

この考え方に従うと、
う蝕(虫歯)の予防には、大きく分けて3つの方法があります。

 

患者さんや要介護者の方が自分自身でできること、
そして、介助・介護者をはじめとする家族や施設のスタッフ、
介護職員をはじめとする介護に関わる人ができることが見えてきます。

 

専門家であるのであれば、
自分の分野で可能な範囲の対応を目指すと良いでしょう。

う蝕(虫歯)予防のアプローチ

(1) 歯に対して

 

 歯質の強化(フッ化物の応用)

 

(2) 細菌に対して

 

 プラークコントロール(ブラッシング)

 

(3) 食物に対して

 

 シュガーコントロール(砂糖制限・代替甘味料)

 

 

<う蝕(虫歯)を甘く見てはいけない!>

 

う蝕(虫歯)は、甘く見てはいけません。

 

一本の歯の問題から、ADLにまで影響が及びます。

 

そして、う蝕(虫歯)は、歯の問題だけではなく、
う蝕によって歯の形態が変わってしまえば、
或いは歯の一本でも失えば、咬合(こうごう:かみ合わせ)に影響します。

 

食事のサポートという視点から見ると、
一本のう蝕(虫歯)を予防し、治療し、再発を管理することから
はじめなければならないものです。